「何かに当たった気はしたが、何なのかわからなかった」---死亡事故を起こした男を逮捕

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昼夜を通して交通量の多い交差点で横断歩道を渡っていた高齢女性に対し、赤信号を無視して進行してきた乗用車が衝突した。はねられた女性は即死の状態。クルマは逃走したが、警察は防犯カメラ映像などから容疑者の男を逮捕している。

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17日午前5時15分ごろ、福岡県福岡市早良区内の国道202号で、徒歩で横断歩道を渡っていた高齢女性に対し、赤信号を無視して交差進行してきた乗用車が衝突した。女性は死亡。クルマは逃走したが、警察は後に運転者を逮捕している。

福岡県警・早良署によると、現場は福岡市早良区小田部3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。76歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、左方向から赤信号を無視して交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は頭部強打などでまもなく死亡が確認された。クルマは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報や周辺に設置された防犯カメラ映像から容疑車両を特定し、西区内に在住する23歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。道路照明もあり、夜間でも見通しは良かった。警察の聴取に対して男は「何かに当たった気はしたが、それが何なのかわからなかった」などと供述しているようだ。警察では故意に赤信号を無視した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は信号柱に道路照明も設置された交差点で、夜間であっても横断者の姿は確認できる状態だったという。赤信号を無視して交差点に進入して事故を起こしながら、「何に当たったのかわからない」という言い訳もないだろうし、当たったことがわかったからこそ現場から逃走しているわけで、そういった意味では非常に悪質な事案といえる。
《石田真一》

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