コンビニ駐車場で衝突を繰り返したトラック、運転者は泥酔状態

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コンビニエンスストアの駐車場で衝突を繰り返した中型トラックを運転していたのは泥酔した男だった。直立できないほどの酔いっぷりだったことから、警察は酒酔い運転の現行犯で逮捕している。

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14日正午ごろ、福岡県北九州市門司区内にあるコンビニエンスストアの駐車場内で中型トラックが暴走し、駐車中の車両やフェンスに衝突する事故が起きた。運転していた男は泥酔状態で、警察は酒酔い運転の現行犯で逮捕している。

福岡県警・門司署によると、現場は北九州市門司区小森江付近にあるコンビニエンスストアの敷地内駐車場。中型トラックは駐車場から出ようとした際、駐車スペースに止まっていた乗用車へ衝突。その後、金属製のフェンスに衝突するとともに、フェンス外(隣の敷地)にある建物の一部も損壊させた。

店からの通報を受けた同署員が現場に急行。トラックを運転していた筑紫野市内に在住する44歳の男は直立できないほど酒に酔った状態で、呼気から高濃度のアルコール分も検出されたことから、警察は道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕。器物損壊の容疑でも調べを進めている。

男は山口県内への配送業務を終え、筑紫野市内へ戻る途中に現場となったコンビニに立ち寄り、事故を起こしていた。警察の聴取に対して飲酒運転の事実を大筋で認めており、警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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泥酔状態の男が運転する中型トラックは、駐車場内で衝突を繰り返していた。酒に酔っていたことによって車両感覚が失われていたようだ。駐車場内で起こした事故によって泥酔状態の運転者が発見されたというのは不幸中の幸いで、そのまま公道を走行していたならばもっと大きな事故を起こしていた可能性もあった。

《石田真一》

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