韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は2017年通期(1~12月)の連結決算(傘下のキアモーターズを含む)を公表した。
同社の発表によると、売上高は96兆3760億ウォン(約9兆8300億円)。前年の93兆6490億ウォンに対して、2.9%増えた。
一方、営業利益は4兆5750億ウォン(約4670億円)。前年の5兆1940億ウォンに対して12%減と、5年連続の減益となっている。
2017年の通期決算が減益となった要因は、労働組合のストライキによって、生産コストが増大。また、米国製のミサイルの韓国配備を受けて、中国との関係が悪化。その影響で、中国での新車販売が落ち込んだのが大きい。