新車登録台数、4.5%増の339万0824台で2年連続プラス 2017年

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日本自動車販売協会連合会は1月5日、2017年12月および2017年(1~12月)の新車販売台数(軽自動車除く)を発表した。

●日産、3か月連続の2ケタ減 12月

12月の新車販売台数は、前年同月比1.0%減の26万2345台で3か月連続のマイナスとなった。

車種別では乗用車が同0.3%増の22万8363台で3か月ぶりのプラス。このうち、普通乗用車が同7.7%増の12万4794台で2か月連続のプラス、小型乗用車が同7.4%減の10万3569台で3か月連続のマイナスとなった。

貨物車は同7.8%減の3万3050台で4か月連続のマイナス。うち、普通貨物車が同8.3%減の1万4584台で2か月連続のマイナス、小型貨物車も同7.4%減の1万8466台で4か月連続のマイナスとなった。

バスは同29.6%減の932台で4か月連続のマイナスだった。

ブランド別では、日産が同22.8%減の2万5484台台。無資格者による完成検査問題の影響により、3か月連続の2ケタ減となった。

1位:トヨタ 11万9900台(1.9%減)
2位:ホンダ 2万7179台(5.2%減)
3位:日産 2万5484台(22.8%減)
4位:マツダ 1万3642台(61.2%増)
5位:スバル 9580台(6.7%減)
6位:スズキ 7788台(20.7%増)
7位:日野 5828台(2.5%増)
8位:いすゞ 5652台(24.7%減)
9位:レクサス 5063台(47.5%増)
10位:三菱ふそう 4320台(6.6%減)
11位:ダイハツ 2853台(158.0%増)
12位:三菱自動車 2290台(2.6%増)
13位:UDトラックス 1218台(16.6%増)

●日産、3年ぶりの40万台突破 2017年

2017年の新車登録台数は、前年比4.5%増の339万0824台と2年連続のプラスとなった。

車種別では、乗用車が同5.1%増の294万3010台で2年連続プラス。このうち、普通乗用車が同3.9%増の154万8214台で2年連続プラス、小型乗用車が同6.4%増の139万4796台で5年ぶりのプラスとなった。

貨物車は同1.0%増の43万2221台で2年ぶりのプラス。このうち、普通貨物車が同1.8%増の17万6385台で5年連続プラス、小型貨物車が同0.5%増の25万5836台で2年ぶりのプラスとなった。

バスは同0.6%増の1万5593台で4年連続のプラスだった。

ブランド別では、日産が3年ぶりとなる40万台突破を達成。後半3か月は無資格者による完成検査問題の影響により失速したものの、独自の電動駆動「e-POWER」を搭載した『ノート』などが好調だった。また、『ソリオ』や『イグニス』などで販売台数を伸ばしたスズキは、2年連続の10万台超えを達成した。

1位:トヨタ 155万6301台(3.8%増)
2位:日産 40万8560台(5.9%増)
3位:ホンダ 38万1835台(0.5%減)
4位:マツダ 16万9928台(4.7%増)
5位:スバル 14万4143台(18.2%増)
6位:スズキ 10万9580台(7.3%増)
7位:いすゞ 8万0984台(0.2%減)
8位:日野  6万7778台(7.1%増)
9位:レクサス 4万5605台(12.6%減)
10位:三菱ふそう 4万4134台(2.4%減)
11位:三菱自動車 3万5984台(1.3%増)
12位:ダイハツ 2万8067台(309.2%増)
13位:UDトラックス 1万0858台(3.1%増)

《纐纈敏也@DAYS》

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