26日午後4時45分ごろ、愛知県愛西市内の市道を走行していた介護施設の送迎用ワゴン車が路外に逸脱。道路左側の電柱へ衝突する事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた7人が負傷した。運転者の体調不良が事故につながったとみられている。
愛知県警・津島署によると、現場は愛西市佐折町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。介護施設の送迎用ワゴン車はカーブ手前で路外に逸脱。そのまま道路左側の電柱へ衝突した。
衝突によってクルマは中破。後部座席に同乗していたデイサービス利用の高齢者5人と、助手席に同乗していた22歳の女性介護士が打撲などの軽傷。運転していた71歳の男性も軽傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。
クルマの運転者は事故後、発熱による体調不良を訴えており、警察ではこれが原因で事故に至った可能性も視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。
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風邪やインフルエンザが流行るシーズンに突入した中、運転者の体調不良によって発生したとみられる事故。高熱で頭がボーッとしてくると車幅感覚などが急に鈍ってくることもある。疾病原因で意識を失った結果として発生する重大事故も多い。「たかが風邪だ」と軽視せず、無理はしないようにしたい。