近鉄特急乗り継ぎスペシャルツアー…2日間で500km以上 2018年2月

鉄道 エンタメ・イベント
「特急車両乗り継ぎ旅」ツアーに登場する代表的な特急用車両。「汎用特急」とは、系統を問わずに運用され、系列や新旧を問わずに併結運用が可能な特急用車両のこと。
  • 「特急車両乗り継ぎ旅」ツアーに登場する代表的な特急用車両。「汎用特急」とは、系統を問わずに運用され、系列や新旧を問わずに併結運用が可能な特急用車両のこと。
近畿日本鉄道(近鉄)は2018年2月17日出発で、1泊2日の「特急車両乗り継ぎ旅」を実施する。

近鉄発足後の1947年10月、上本町(現・大阪上本町)駅(大阪市天王寺区)と近畿日本名古屋(現・近鉄名古屋)駅(名古屋市中村区)の間に、名阪特急として、近鉄初の有料特急が運行を始めてから70周年を迎えたことを記念して行なわれるスペシャルツアー。ツアーの総距離は549.7kmで、9割以上の519.9kmで特急用車両に乗車する。

行程は、1日目が大阪阿倍野橋駅(大阪市阿倍野区)を9時10分発の「汎用特急」で出発し、『さくらライナー』『青の交響曲(シンフォニー)』「ビスタカー」『アーバンライナー・ネクスト』『アーバンライナー・プラス』『伊勢志摩ライナー』を乗り継ぎ、賢島(かしこじま)駅(三重県志摩市)へ。

2日目は、賢島駅を9時30分発の「汎用特急」で出発し、『伊勢志摩ライナー』「ビスタカー」「汎用特急」を乗り継ぎ、15時56分に大阪難波駅(大阪市中央区)に戻る。賢島~鳥羽間では乗車車両を明かさない「お楽しみ車両」も用意されている。

コースの途中では、橿原(かしはら)神宮前駅(奈良県橿原市)構内にある台車振替作業所見学や明星車庫の車窓見学・洗車体験、吉野神宮駅(奈良県吉野町)から『青の交響曲』撮影ポイントへの案内、賢島駅での留置車両夜間撮影会、宇治山田駅(三重県伊勢市)での駅舎見学なども行なわれる。伊勢中川駅(三重県松阪市)から明星(みょうじょう)車庫(三重県明和町)までは、団体専用車の『あおぞらII』 にも乗車する。

36人を募集し、旅行代金は大人3万6000円から。申込みは、出発日の14日前まで近鉄各駅の営業所で受け付けるが、満員になり次第、終了となる。

近鉄の名阪特急は、日本の民鉄初の座席指定制有料特急で、運行開始当時、上本町~伊勢中川間の大阪線が軌間1435mm、伊勢中川~近畿日本名古屋間の名古屋線が軌間1067mmだったため、伊勢中川駅での乗換えが必要だった。

しかし、1959年11月には名古屋線が1435mmに改軌され、翌12月から乗換えなしの直通特急を運行。1961年3月には中川短絡線の開通により、伊勢中川駅でのスイッチバックが解消され、現在に至っている。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

編集部おすすめのニュース

特集