横断歩道を渡っていた中学生、漫然運転のクルマにはねられて重傷

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日の出前の時間帯に起きた事故。被害者は中学生、加害者は高校の教員で、その立場は違えど、双方ともに学校の部活動へ参加するために早朝に家を出て、この事故に遭っていた。

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20日午前6時30分ごろ、宮城県仙台市太白区内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた男子中学生に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。中学生は重傷。警察はクルマの運転者を逮捕している。

宮城県警・仙台南署によると、現場は仙台市太白区鈎取3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。12歳の男子中学生は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

中学生は近くの病院へ収容されたが、骨盤を骨折するなどの重傷。クルマを運転していた泉区内に在住する48歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

事故を起こした男は高校の教員。聴取に対して男は「ボーッとしていて、気がついたらぶつかっていた」などと供述しており、警察では漫然運転が事故につながったものとみて、事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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