トヨタ、モビリティサービス開発・提供の新会社設立

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トヨタ自動車本社(参考画像)
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トヨタ自動車は12月21日、トヨタフリートリース(TFL)とトヨタレンタリース東京(R東京)を2018年4月1日に統合し、モビリティサービスの新会社「トヨタモビリティサービス株式会社」を設立すると発表した。

トヨタは、シェアリングなど使いたい時に使いたい分だけクルマを利用する「利活用」のニーズが高まる中、こうした変化に対応するだけでなく、潜在ニーズを掘り起こす高付加価値サービスの提供が重要であると判断。迅速かつ柔軟に対応できるよう、モビリティサービス社会の伸展が想定される東京に新会社を設立する。

新会社は、トヨタの各車両カンパニーやグループ車両メーカーと連携し、法人顧客ニーズの収集、商品へのフィードバックを通じた「もっといいクルマづくり」を推進する。またトヨタの法人事業部や新設するモビリティサービス企画部とも連携し、法人顧客向けのソリューションサービスやコネクティッドサービス、シェアリングをはじめとした新たなモビリティサービスを開発・提供。長距離・長時間・高稼働な法人車両を安全かつ安心して利用できるよう、トヨタ販売店と連携した高品質なメンテナンスネットワークの構築を図る。

なお新会社の代表取締役社長はトヨタ自動車の村上秀一常務役員が兼任する。

《纐纈敏也@DAYS》

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