フェンス付きの中央分離帯を乗り越えて横断、はねられて死亡…若さゆえの強引なショートカット

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16日午後10時45分ごろ、愛知県豊橋市内の国道1号で、徒歩で道路を横断していた16歳の女子高校生に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。高校生は死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。

現場はにガードレール(下部)と金属製フェンス(上部)の設置された中央分離帯があり、横断禁止となっていた。警察ではショートカット横断が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

愛知県警・豊橋署によると、現場は豊橋市大岩町小山塚付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。高校生は徒歩で道路を横断していたところ、第2車線あたりで交差進行してきた乗用車にはねられた。

高校生は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する46歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。高校生死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場はにガードレール(下部)と金属製フェンス(上部)の設置された中央分離帯があり、横断禁止となっていた。警察ではショートカット横断が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は強固な中央分離帯が設置されており、「意図してそれを乗り越えないと道路横断は難しい」と思える場所で発生した事故。周辺は両側の歩道にもガードレールが設置されているが、事故発生地点は丁字路交差点があり、ガードレールの切れた場所だった。若さゆえの強引なショートカット横断が事故につながってしまったとみられる。

《石田真一》

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