下り坂から飛び出してきた2人乗り自転車、衝突で重軽傷

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16日午後6時10分ごろ、兵庫県宝塚市内の市道を走行していた軽乗用車と、交差道路から進入してきた2人乗り自転車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で自転車の男児2人が重軽傷。警察はクルマの運転者を逮捕している。

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現場は見通しの悪い交差点。自転車の進行方向に急な下り勾配となっていた。警察では自転車側に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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兵庫県警・宝塚署によると、現場は宝塚市川面1丁目付近車線区別のない幅員約4mの直線区間。丁字路交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。軽乗用車が優先側を走行していたところ、交差道路(幅員約2m)から飛び出してきた2人乗り自転車と出会い頭に衝突した。

この事故で自転車は転倒。乗っていた男児2人は兄弟であり、近くの病院へ収容されたが、このうち12歳の男児が頭部強打の重傷。9歳の男児が打撲などの軽傷を負った。クルマを運転していた西宮市内に在住する45歳の女にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

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急な坂道を下ってきた2人乗りの自転車が見通しの悪い交差点で起こした事故。飛び出し状態で衝突に至ったものとみられる。乗っていたのは小学生の兄弟。今までは何事もなく通過できていたのかもしれないが、この日はクルマとの衝突事故に至ってしまった。

《石田真一》

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