晴れ/ドライコンディションとなった初日最初のセッション、走行前に報道陣のカメラのシャッターが最も多く向けられていた新顔ドライバーは、DOCOMO TEAM DANDELION RACING(エンジンはホンダ)の41号車に乗る松下信治(のぶはる)。ホンダの育成ドライバーとして15~17年は欧州のFIA-F2に参戦、毎年1勝以上を挙げてきた24歳は視線を集めるのも当然の若手有望株だ(FIA-F2の16年までの名称はGP2)。
日本人選手勢では松下以外にも、やはりホンダ育成で今季の欧州GP3でシリーズ3位となった20歳の福住仁嶺(にれい/#15 TEAM MUGEN/ホンダ)、日産の若手で今季全日本F3チャンピオンの24歳・高星明誠(みつのり/#50 B-Max Racing team/ホンダ)といった来季新人候補が先輩たちに混じってコースイン。また、23歳の若さで今季のSUPER GT/GT500チャンピオンとなったかつてのSFレギュラー、平川亮(#19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)も走行を開始している。