BMW、SGLとの合弁企業の全株式売却へ…カーボン素材の調達に影響なし

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BMW M5 新型のカーボン製ルーフ
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BMWグループは11月24日、49%を出資するSGLオートモーティブカーボンファイバー社の株式を、SGLカーボンに売却することで合意した、と発表した。

BMWグループとSGLは、カーボンファイバー複合素材の分野で長年にわたり協力してきた。2009年10月、両社はカーボンファイバーを自動車に本格使用するために、両社の持つ中核的な専門知識を統合し、合弁会社を設立した。

その合弁会社が、SGLオートモーティブカーボンファイバー社。BMWグループが49%、SGLが51%を出資している。

今回、BMWグループは49%を出資するSGLオートモーティブカーボンファイバー社の株式を、SGLカーボンに売却することで合意。なお、BMWグループは引き続き、SGLカーボンの18.3%の株式を所有。そのため、BMWグループのカーボン素材の調達に、影響はないという。

BMWグループは、「SGLとの間で、カーボンの使用を含む将来のプロジェクトについて、引き続き協力することで合意した」と述べている。

《森脇稔》

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