支援施設の送迎ワゴン車が街路樹に衝突、同乗者9人が死傷

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5日午後2時15分ごろ、兵庫県三田市内の市道を走行していた障害者支援施設の送迎用ワゴン車が路外に逸脱、道路左側の街路樹へ衝突する事故が起きた。この事故で1人が死亡、8人が重軽傷を負っている。

兵庫県警・三田署によると、現場は片側1車線の緩やかなカーブ。障害者支援施設の送迎用ワゴン車は右カーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。道路左側の歩道内に設置されていた街路樹に衝突した。

衝突によってワゴン車は中破。同乗していた53歳の女性が全身強打で約2時間後に死亡。他の同乗者8人も骨折や打撲などの重軽傷を負った。クルマを運転していた三木市内に在住する47歳の女にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して女は「同乗者の話に気を取られ、脇見をしてしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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