マツダは11月2日、2017年度上半期(4~9月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、上半期としては過去最高の78万3000台。前年同期比は1%増だった。
市場別実績では、北米が前年同期比2.3%減の21万9000台。このうち、米国は5%減の15万1000台にとどまった。これは、レンタカー会社向け販売が減少したのが要因。新型『CX-5』などSUVの販売が好調。しかし、セダン系は落ち込む。一方メキシコは、前年同期比3%増の2万5000台と回復する。
中国は、上半期としては過去最高の14万9000台を販売。前年同期比は12%増と2桁の伸び率。小型車減税で好調な『アクセラ』をはじめ、新型SUVの『CX-4』が販売増に貢献する。9月に投入した新型CX-5の立ち上がりも良好。
欧州は13万2000台を販売。前年同期比は2%減と落ち込む。ドイツは5%増の3万5000台と好調。しかし、英国は17%減の1万9000台と、2桁の落ち込み。ロシアは15%増の1万3000台と回復。
マツダの2016年度の世界新車販売台数は、155万9000台。前年同期比は2%増だった。