フォルクスワーゲングループは10月27日、2017年第3四半期(7~9月)の世界新車販売の結果を公表した。アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、264万2000台。前年同期比は7.7%増だった。
全販売台数264万2000台のうち、地元ドイツは28万9000台。前年同期比は2.9%増だった。ドイツ以外の海外市場では、235万4000台を販売。前年同期比は8.3%増だった。
また、全販売台数264万2000台のうち、主力のフォルクスワーゲン乗用車ブランドは、155万5800台。市場別でみると、主力の中国と北米が堅調な伸び。ただし、欧州は若干、前年実績を下回った。
フォルクスワーゲングループの2016年の世界新車販売台数は過去最高の1031万2400台と、2年ぶりに1000万台の大台を突破。前年比は3.8%増だった。