米国の自動車最大手、GMは10月24日、2017年第3四半期(7~9月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は336億2300万ドル(約3兆8290億円)。前年同期の388億8900万ドルから、13.5%の減少。
また、第3四半期の最終損益は、29億8100万ドル(約3395億円)の赤字。前年同期の27億7300万ドルの黒字から、赤字に転じた。
赤字決算となった大きな要因が、傘下の欧州部門、オペル/ボクスホールのPSAグループへの売却。この売却に関する費用がかさみ、第3四半期決算が赤字に転落した。
GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「北米では第3四半期の生産計画を下回ったものの、堅調な業績を達成した」と述べている。