JR四国は8月28日、特急列車に連結している「ゆうゆうアンパンマンカー」をリニューアルすると発表した。運用開始15周年を機に車体の外装を一新。車内には販売スペースを設ける。デビューは10月上旬の予定。
「ゆうゆうアンパンマンカー」は、特急列車の『うずしお』(高松~徳島)と『剣山』(阿波池田~徳島)に連結されている車両。キハ185系気動車のうち、グリーン車と普通車の合造車であるキロハ186形1両(キロハ186-2)を改造した。車体は「アンパンマン」キャラクターのイラストで装飾され、車内は普通席の部分を子供向けのプレイルームに改装。グリーン席の部分は普通車指定席として使用している。
新しい外装デザインのテーマは「えがお」。「元気いっぱいのおひさまカラー」の黄色をベースとし、笑顔の「アンパンマン」キャラクターのイラストで装飾したという。車内には販売スペースを設置。あらかじめ予約しておいた「アンパンマン弁当」を受け取ることができるほか、関連グッズも購入できるようにする。