えちごトキめき鉄道「サイクルトレイン」臨時運行…旧線跡の自転車道40周年で

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久比岐自転車道40周年イベントにあわせて日本海ひすいラインでサイクルトレインが運行される。写真は日本海ひすいラインの普通列車。
  • 久比岐自転車道40周年イベントにあわせて日本海ひすいラインでサイクルトレインが運行される。写真は日本海ひすいラインの普通列車。
  • 北陸本線(現・日本海ひすいライン)直江津~糸魚川間の新線(黒太)と旧線(赤)。一部ルートが異なるが久比岐自転車道の大半は旧線の跡地を活用している。

えちごトキめき鉄道(トキ鉄)は9月16・17日の計2日間、新潟県道542号上越糸魚川自転車道線(久比岐自転車道)の40周年記念イベントにあわせ、日本海ひすいラインの直江津(新潟県上越市)~糸魚川(糸魚川市)間で「サイクルトレイン」を運行する。

久比岐自転車道は、日本海沿いに上越市と糸魚川市を結ぶ全長約30kmの自転車道。1960年代に北陸本線(現在の日本海ひすいライン)直江津~糸魚川間の線路が内陸寄りの新線に切り替えられたため、海沿いの旧線跡地を活用する形で整備された。40周年記念イベントは9月16・17日の10時から16時まで開催。沿道5カ所の会場でさまざまなイベントが行われる予定だ。

トキ鉄は「往復ともサイクリングは厳しい」という初心者や子供の片道利用を想定し、自転車を車内に持ち込めるサイクルトレインの運行を計画。1両編成の専用臨時列車として、直江津発~糸魚川着の列車と糸魚川発~直江津着の列車を運行する。途中駅では乗り降りできない。参加費は大人1100円・子供770円。申込みは電話と電子メールで受け付けている。

《草町義和》

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