日野自動車は7月28日、2017年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は3933億円(前年同期比+3.1%)、営業利益は160億円(+7.9%)、経常利益は170億円(+28.3%)、四半期純利益は123億円(+27.6%)。第1四半期としては2年ぶりの増収増益となった。
海外売上台数は北米やアジア等での販売が好調で、同1.8%増の2万5300台となったが、国内売上台数は、トラック・バス総合計で前年同期比6.5%減の1万3300台。日野ブランド事業のトラック・バスの総売上台数は同1.3%減の3万8600台だった。
また、トヨタ向け車両台数は、主にSUVの台数が増加した結果、総売上台数は同2.6%増の3万3100台となった。
通期連結業績予想は、売上高1兆7200億円(+2.2%)、営業利益は750億円(+5.4%)、経常利益は770億円(+6.9%)、純利益は500億円(+1.2%)とした前回予想を据え置いた。