VWグループ中国販売、1.6%減の183万台 2017年上半期

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フォルクスワーゲングループは7月19日、2017年上半期(1~6月)の中国(香港を含む)における新車販売の結果を公表した。アウディやシュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、およそ183万台。前年同期比は1.6%減と、マイナスに転じている。

フォルクスワーゲングループの中国合弁(乗用車)には、上海汽車(SAIC)との間の上海フォルクスワーゲン(上海大衆)と、第一汽車(FAW)との間の一汽フォルクスワーゲン(一汽大衆)の2社がある。

全販売台数183万台のうち、フォルクスワーゲンブランドは、およそ140万台。前年同期比は5.4%増だった。『ラビダ』をはじめ、『サンタナ』、『サジター』『ボーラ』、『ジェッタ』、『グランドサンタナ』、『ラマンド』などが販売の中心。『ティグアン』は前年同期比39%増、『マゴタン』は33%増と伸びる。

フォルクスワーゲングループの2016年の中国(香港を含む)における新車販売台数は、過去最高のおよそ398万台。前年比は12.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

フォルクスワーゲングループチャイナのヨッヘム・ハイツマン社長兼CEOは、「SUVや現地生産のプラグインハイブリッド車を継続的に展開する。デジタル化やコネクテッドカー、eモビリティの新たなパートナーシップでコアビジネスを変革することにより、中国市場に引き続き注力していく」と述べている。

《森脇稔》

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