ホンダの中国法人は7月5日、2017年上半期(1~6月)の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高の64万4167台。前年同期比は18.7%増と、2桁増を達成した。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。上半期実績は、東風ホンダが前年同期比26.8%増の31万3343台。広汽ホンダは12%増の33万0824台。ともに、2桁の伸びを示す。
広汽ホンダでは、『アコード』が7万6425台で、前年同期比は56.7%増と好調。『クライダー』は4万8065台で、前年同期比は12.4%増と伸びた。一方、『フィット』は前年同期比0.2%減の5万3459台と後退。『ヴェゼル』も、12.2%減の7万1092台と落ち込む。
東風ホンダでは、『シビック』が新型投入により、前年同期のおよそ3.2倍の8万3064台と牽引。ヴェゼルの東風ホンダ版、『XR-V』は、8.6%増の7万6774台と、前年実績を上回る。『CR-V』は7万9747台にとどまり、前年同期比は4.1%減と後退した。
ホンダの2016年の中国新車販売は、前年比24%増の124万7713台。2年連続で100万台を超えるとともに、販売記録を更新している。