豊田合成、「e-Rubber」超分子の独占ライセンス契約を締結…次世代ロボット中核技術

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活用が期待される領域
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  • e-Rubberの基本構造と動作原理
豊田合成は、誘電アクチュエータと誘電センサとして開発中の「e-Rubber」の主材料である超分子の独占ライセンス契約を、素材ベンチャーのアドバンスト・ソフトマテリアルズ(ASM)との間で締結したと発表した。

誘電アクチュエータは1990年代に米国にて研究開発が開始され、柔らかく軽量、高出力、省エネルギーといった特徴から、電磁モーターに代わる次世代の動力源としてロボットの人工筋肉などへの適用を目指し、世界中で研究が行われてきた。また誘電センサも、柔らかさを活かした触覚・圧力センサやモーションセンサとしての実用化が期待されつつも、アクチュエータ同様、内部摩擦や耐久性など、材料に起因する課題により開発が滞っている。豊田合成は、超分子構造のスライドリングマテリアルの活用と、高分子分野の専門メーカーとして自動車部品等の開発で培った材料設計技術により、これらの課題を克服。様々な領域での実用化を追究する段階に至った。

両社は、今回の独占ライセンス契約締結を機に連携を深め、少子・高齢化社会を支える次世代の各種ロボットや、産業機器、自動車、IoTなどに対応した新デバイスとしての実用化に向けて「e-Rubber」の開発を加速させていく。
《纐纈敏也@DAYS》

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