コリジョンコース型事故か、出会い頭衝突で双方の運転者が重傷

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17日午前7時ごろ、福島県棚倉町内の町道で、交差点を進行していた乗用車と軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で双方の運転者が重傷を負っている。

福島県警・棚倉署によると、現場は棚倉町堤付近で車線区別のない幅員約3.5mの直線区間。交差点に信号機は設置されていない。乗用車と軽乗用車の双方は減速しないまま交差点へ進入。直後に出会い頭で衝突した。

衝突によって双方のクルマとも路外へ逸脱して、道路沿いの水田へ転落して中破。乗用車を運転していた須賀川市内に在住する37歳の男性と、軽乗用車を運転していた鮫川村内に在住する24歳の男性は近くの病院へ収容されたが、2人とも全身強打の重傷を負っている。

現場は水田地帯の中にある見通しの良い交差点。現場に目立つブレーキ痕は無かった。警察では「同速度で接近した場合、目の錯覚で相手方が止まって見える」という、コリジョンコース型事故の可能性も含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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