国土交通省は、2016年10~12月期大手・中堅航空会社の日系航空会社の輸送実績を発表した。
客席数が100席または最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用して航空運送事業を経営する日系航空運送事業者の輸送実績をまとめた。
それによると遅延率は11.99%で、前年同期と比べて4.36ポイントアップした。最も遅延率が高かったのは春秋航空日本で、次いでピーチ・アビエーションだった。
欠航率は1.46%で前年同期より0.75ポイントアップした。最も高かったのはAIR DO、次いでバニラエア、ジェットスタージャパンと続く。
輸送実績は、輸送人員が前年同期比3.24%増の2443万7620人、旅客収入が同0.04%増の3423億5700万円、輸送人員当たりの旅客収入は同3.45%減の1万4000円だった。
路線別の旅客人数トップは前年2位だった東京=福岡で217万9315人。前年トップの東京=新千歳は216万8839人で2位。3位が東京=那覇で143万8289人だった。
利用率トップは関西=仙台で89.6%、最下位は宮古=石垣で25.8%だった。