【愛車遍歴フェスティバル】本日最終日!!「クルマ越しにあるものに思いを馳せる」

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愛車遍歴フェスティバル2017
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5月6日まで東京お台場で開催されている愛車遍歴フェスティバル2017。ゴールデンウィークにクルマが沢山見られるだけではない。

イベントの母体というか、もとになっているのはBS日テレで放送中の人気番組「おぎやはぎの愛車遍歴」である。「『愛車遍歴』をたどればその人の人生が見えてくる!」という基本スタンスは、何も有名人やスターだけに限ったことではないのだということが、このイベントに行って強く感じる点である。

ここ数年開催していて、すっかり定着。ゴールデンウィークにはこのイベントに行くのを楽しみにしているという人も少なくないのではないだろうか。しかし筆者は何かと別のイベントと重なったり、そうしたものの取材などの予定もあっていく機会に恵まれなかったのだが、今回は幸運にも、早い段階からこの日に会場に行くことが決まっていたので出かけることができた。

新旧、洋の東西織り交ぜて様々なクルマに出会えるのは確かに楽しいものだ。しかし、そのクルマの横でオーナーから、様々な話を聞くこともでき、それができないクルマにも、そのクルマとの関係、なれそめ、どういう間柄かなど、書かれたカードがウィンドウに掲げられていて、そんなのをちょっとずつ見て歩くのも楽しい。ほかのクルマのイベントとは一味違った点なのではないだろうか。

書かれていることは「初任給で買いました」「オリジナルなのがこだわりです」「この色に惚れました」など、『車種ごと』の話ではなく『その個体に限った』この世で唯一のエピソードなのである。こだわり、お気に入りのポイント、数奇な縁で自分のところに来たクルマ、など同じ車種であっても、そうそう二つと同じ話を聞くことはできない。

毎週のようにイベントに参加している男性にこの会場でも会うことができたのだが、彼は「何となくこののんびりとした雰囲気もいいし、このイベント気に入ってしまった。クルマは工業製品だから、どんなに少数生産であっても工場で製造される以上、高年式・最近のクルマになってくるにつれて効率化され、量産の要素が多くなってくるのは仕方がないこと。そういうクルマを見て、○○万台生産された、という『車種の生産台数』で考えてしまうことがあるのだけれど、どんな大衆車であっても、ワンオフの特注で作られたクルマであっても、一台一台には別々のオーナーとのたった一つのストーリーがあるということを、改めて実感した」と話していた。

5月6日、本日最終日は10時から17時まで。ゆりかもめ台場駅から徒歩5分、愛車フェス特設会場で開催される。愛車遍歴フェスティバルで「クルマの向こう側」にも思いを馳せてみてはいかがだろうか。愛車との付き合い方、クルマ選びのヒントも見つかるかもしれない。

《中込健太郎》

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