住友ゴム、産学官連携による先進的なタイヤ開発で科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞

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住友ゴム・東京大学・名古屋大学の研究チーム
  • 住友ゴム・東京大学・名古屋大学の研究チーム
  • 最先端大型研究施設の連携活用イメージ

住友ゴムは4月20日、産学官連携活動による先進的なタイヤ開発の取り組みで、「平成29年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」の科学技術賞(開発部門)を受賞したと発表した。

科学技術分野の文部科学大臣表彰は、日本の科学技術水準の向上に寄与することを目的として、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた個人または団体を表彰するもの。

住友ゴムは、大型放射光施設「SPring-8」、大強度陽子加速器施設「J-PARC」、スーパーコンピュータ「京」という、世界最高レベルの最先端大型研究施設を連携活用することで、独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN(2012年)/ADVANCED 4D NANO DESIGN(2015年)」を開発。低燃費・グリップ・耐摩耗性能という、相反性能であるタイヤの三大性能を高い次元で両立する先進的なタイヤ開発に成功した。

今回受賞した「SPring-8・J-PARC・京の連携と先進タイヤ開発」では、産学官連携活動による新材料開発における先進的な取り組みと、高い技術力が高く評価された。

《纐纈敏也@DAYS》

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