銀座に新たな観光拠点ターミナルが出現した。かつて松坂屋銀座店があった地を含む敷地面積9080平米に建った GINZA SIX 内のツーリストサービスセンター「TERMINAL GINZA」だ。その向かい側には、大型バス3台が止められる観光バス乗降所もできた。
GINZA SIX は、中央通り・みゆき通り・三原通り・交詢社通りに囲まれた銀座6丁目10番・11番を一体的に整備するもので、もともとあった松坂屋銀座店の建物などを解体し、地下6階・地上13階の新たな建築物を置くという再開発事業。設計は鹿島建設・谷口建築設計研究所、施行は鹿島建設。商業施設運営主体は、J.フロントリテイリング・大丸松坂屋百貨店・森ビル・Lキャタルトンリアルエステート・住友商事。
◆国内外の人たちが集うターミナルが誕生
「日本一地価が高い街」「1日180万人の乗降車が行き来する街」といわれる銀座。その新たな観光スポットとなる GINZA SIX に、観光案内所・外貨両替・宅配便(佐川急便)手荷物一時預かり・免税カウンターなどを集結させたツーリストサービスセンターが出現。「TERMINAL GINZA」という名のとおり、「ここをハブとして日本各地さまざまな地へ、また各地から次のエリアへと行く拠点として存在する場になる」(担当者)という。