トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは4月13日、2017年第1四半期(1~3月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は26万9056台。前年同期比は11.4%増と、2桁増を達成した。
ブランド別では、トヨタが前年同期比12.2%増の25万0864台。レクサスは、前年同期比0.7%増の1万8192台。
トヨタブランドでは、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)が5万5410台と最量販車に。ただし、前年同期比は1.8%減とマイナスに転じた。『オーリス』シリーズは、前年同期比13.7%減の3万5512台と、後退。欧州ではハッチバックだけでなく、日本にはない欧州専用のワゴン、『オーリスツーリングスポーツ』が用意される。
また、『カローラ』は第1四半期、前年同期比8.6%減の1万5060台と減少傾向。2014年半ばにモデルチェンジした『アイゴ』は、2万5602台。前年同期に対して、0.9%増とプラスに転じた。
SUVでは、『RAV4』が前年同期比4%増の2万9377台と、引き続き好調。新型クロスオーバー車の『C-HR』は3万4675台を売り上げ、第1四半期の2桁増に貢献している。