ルネサス、自動運転時代に向けた新コンセプト「Renesas autonomy」を発表

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ルネサスのスマートカメラ向けSoC「R-Car V3M」
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ルネサス エレクトロニクスは4月11日、自動運転時代に向けた新コンセプト「Renesas autonomy」を発表、第一弾としてスマートカメラ向けSoC「R-Car V3M」を発売した。

自動運転時代の車はセンシング・車両制御だけでなくクラウドサービスとも連動したものとなっている。ルネサスが発表した新コンセプト Renesas autonomyでは、これらをエンド ツーエンドのトータルソリューションとして提供し、自動運転社会への貢献を目指すというものだ。

Renesas autonomyでは、高信頼、スケーラブル、高性能かつ低消費電力なSoCおよびマイコンをラインアップし、セキュアなクラウドへの接続、センシングから判断・制御までADAS・自動運転に求められる技術をカバー。効率的かつタイムリーな開発が可能なオープンプラットフォームを提供していく。

Renesas autonomy 第一弾となるR-Car V3Mは、スマートカメラ向け高性能画像認識SoC。優れた画像認識機能を実現しながらも、自動車用機能安全規格ISO 26262をサポート、画像の絵づくりや認識処理向けにセンサ信号の変換処理を行うISPも搭載し、カメラ一体型システムに最適な製品となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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