ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは2月9日、「スタートアップ・アウトバーン」と呼ばれるイノベーションプラットフォームの提携企業に加わったと発表した。
このプラットフォームは、ドイツ・シュトゥットガルトをテクノロジーの拠点として発展させるため、必要な技術開発に焦点を合わせたもの。ポルシェは経験豊富なチームを提供して、新興企業の創業者をサポートする。
スタートアップ・アウトバーンは、ポルシェの革新的な戦略の延長上にある。ポルシェは高級車セグメントにおいて、デジタルモビリティソリューションのトッププロバイダーに成長することを目指す。
ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長は、「ワールドワイドな起業の現場における最高の人材は、ポルシェの進歩を加速させるインスピレーションを外部から与えてくれる。起業家が最大限の可能性を引き出し、仕事に集中できる環境を提供する。世界有数の自動車とハイテクの街、シュトゥットガルトは、このプロジェクトのためには理想的な場所」と述べている。