名古屋北郊の城北線、平日夜間に増発へ 3月4日ダイヤ改正

鉄道 企業動向

東海交通事業は3月4日、城北線のダイヤ改正を実施する。JRのダイヤ改正にあわせて接続を改善するほか、平日夜間の増発も行う。

城北線は、枇杷島(愛知県清須市)~勝川(春日井市)間の11.2kmを結ぶ鉄道路線。国鉄の貨物バイパス線として計画されたが、国鉄改革の過程で工事が凍結された。国鉄分割民営化時にはJR東海が営業権を引き継ぎ、同社子会社の東海交通事業が旅客列車を運行する路線として、1993年までに現在の区間が開業した。

東海交通事業の発表によると、増発は平日の19~20時台に実施。枇杷島20時13分発~勝川20時29分着と勝川19時47分発~枇杷島20時03分着の列車を新設する。その一方、土曜・休日の早朝など利用者の少ない時間帯の列車を一部削減するという。東海道本線と接続している枇杷島駅では、城北線と東海道本線の列車の接続時間を短縮する。

このほか、平日10~13時台と土曜・休日9~14時台(勝川発は10~14時台)にパターンダイヤを導入。日中の発車時刻は枇杷島発が毎時58分、勝川発が毎時33分にほぼ統一される。

《草町義和》

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