名古屋都市圏を走る「ローカル線」、開業25周年で記念切符

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城北線開業25周年の記念切符。硬券2枚セットで台紙が付く。
  • 城北線開業25周年の記念切符。硬券2枚セットで台紙が付く。
  • 城北線ではJR東海が保有していた旧国鉄気動車や、JR東海の気動車とほぼ同一仕様の新造気動車が運用されていた。写真は1993年から2016年まで運用されていたキハ11形200番台。現在はキハ11形300番台に置き換えられている。
名古屋北郊の勝川(愛知県春日井市)~枇杷島(清須市)間11.2kmを結ぶ城北線が、今年12月1日に開業25周年を迎える。これを受けて運営会社の東海交通事業が、開業25周年の記念切符を発売する。

東海交通事業の発表によると、枇杷島駅から勝川駅までの硬券1枚と、勝川駅から枇杷島駅までの硬券1枚の計2枚をセット。これに開業25周年の記念台紙1枚が付く。12月11日の11時から1セット880円で発売される。発売数は700セット限定。

城北線は、中央本線と東海道本線を直通する貨物列車を中心に運行する国鉄線として計画。高架橋の工事が進んだものの、国鉄の経営悪化を受けて凍結された。

1987年4月の国鉄分割民営化後、東海地方の国鉄線を引き継いだJR東海が子会社の東海交通事業に運営させる形で旅客列車を運行することになり、1991年12月1日に勝川~尾張星の宮間が開業。1993年3月18日には尾張星の宮~枇杷島間が開業して全通した。複線だが電化されておらず、現在はJR東海から譲り受けた気動車が使われている。

名古屋圏の都市鉄道としては運行本数が少なく、日中は1時間間隔の運行。途中で交差する名古屋鉄道(名鉄)線などの駅との連絡もないため、利用者は少ない。1日平均の通過人員(旅客輸送密度)は2013年度で461人。岐阜県内のローカル鉄道である樽見鉄道(610人)や明知鉄道(616人)よりも少ない。
《草町義和》

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