日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が 2月1日に発表した1月の新車販売速報によると、総台数は前年同月比4.9%増の40万1650台となった。プラスは昨年11月から3か月連続。
このうち登録車は8.6%増の25万8085台と、昨年8月から6か月連続でプラスとなり、回復基調に乗っている。一方で軽自動車は1.1%減の14万3565台と小幅だがマイナスになった。軽は昨年12月に丸2年ぶりに増加に転じていたが、再び落ち込んだ。
全軽自協は、軽販売について「16年度中は厳しい状況が続く」と見ており、15年初めから始まった調整が長引く見通しだ。これに対し、回復が続く登録車について自販連は「16年度も6年連続で300万台に達しそう」としており、安定的なレベルを確保する見通しとなっている。