ドイツのメルセデスベンツは、2016年のメルセデスAMGの世界新車販売台数を公表した。総販売台数は、新記録となる9万9235台。前年比は44.1%増と大きく伸びた。
市場別で見ると、AMG車が最も売れたのは米国。第2位は、メルセデスベンツの地元、ドイツだった。経済が減速傾向にある中国が、第3位につけた。
車種別では、新たに投入した「43」モデルが好調。同車は、「63」モデルほどの高性能を求めない顧客向け。『Aクラス』や『CLA』、『GLA』などに設定されている「45」モデルも、好調だった。
また、スポーツカーの『メルセデスAMG GT』も、「ロードスター」、「C」、「R」と、車種ラインナップの拡大により、顧客から支持を集めた。
メルセデスベンツは、「2016年実績は、過去3年間でメルセデスAMGの世界販売が、3倍以上に増えたことを意味する」とコメントしている。