韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は1月上旬、2016年の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は486万0049台。前年比は2.1%減だった。
海外では2016年、420万1407台を販売。前年比は1.2%のマイナスだった。その内訳は、海外生産分が3.1%増の319万1001台と好調。輸出分は101万0406台にとどまり、前年比は12.5%減と、2桁の落ち込み。
海外では、米国での新車販売が好調。2016年実績は、過去最高の77万5005台。前年比は1.8%増と、7年連続で販売記録を更新した。
SUV系では、新型に切り替わった主力車の『ツーソン』が、前年比41%増の8万9713台と好調。改良新型モデルを投入した『サンタフェ』は、前年比11.1%増の13万1257台を売り上げる。小型スポーツの『ベロスター』は、前年比24%増の3万0053台と、大きく増加。
一方、地元韓国の新車販売は、減少。2016年の韓国新車販売は65万8642台。前年比は7.8%増のマイナスだった。