ブリヂストンの米国子会社ブリヂストン アメリカス(BSAM)は、建設・鉱山車両用のタイヤ・ホイール管理ソフトウェア「トレッドスタット」を刷新し、1月より提供を開始した。
新しいトレッドスタットはカスタマイズ可能なダッシュボードなどを備える新ユーザーインターフェイスを持ち、インターネットを経由して分析情報にアクセスできる。技術面では多言語サポート機能の追加や、利便性に優れたAPIのほか、同社の「B-TAG」(タイヤ圧力・温度管理システム)からの即時的なデータ反映機能などを採用し、効率性を高めた。
トレッドスタットの高度な分析機能を用いることで、事業の規模や地域を問わず、タイヤを安全により長く使用でき、在庫の適正管理、安全性の向上、コストの最小化に貢献。また、交換時期の予測や作業スケジュール、予算管理の精度を高めることができる。
ブリヂストンでは、モバイルデバイスやタブレット上でトレッドスタットにアクセスできる専用アプリも公開。アプリはオンラインでもオフラインでも使用可能で、車両の点検データなどの詳細情報に世界中のあらゆるデバイスからアクセス可能。タイヤ・ホイールに関する情報をグローバルで一元管理でき、オペレーションの効率化に貢献する。