スズキのインド販売、7%増の151万台 2016年

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキは1月上旬、2016年の新車販売の結果を公表した。総販売台数(輸出を含む)は151万4566台。前年比は7%増だった。

また、12月のインド新車販売の結果は、輸出を含めた総販売台数が11万7908台。前年同月比は1%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

11万7908台の販売台数の内訳は、インド国内が10万6414台。前年同月比は4.4%減と、6か月ぶりのマイナスとなった。輸出は1万1494台で、前年同月比は47.1%増と、3か月ぶりに増加する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で8万1092台を販売。前年同月比は10.9%減と、2か月ぶりのマイナス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が9224台を販売。前年同月比は17.1%減と、3か月連続で減少した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、『エルティガ』や『Sクロス』を含めて、12月はセグメント合計で1万6072台を販売。前年同月比は75.3%増と大きく増え、20か月連続で増加した。これは、新型SUV『ヴィターラ・ブレッツァ』投入の効果が大きい。

マルチスズキの2015年度(2015年4月から2016年3月)までの新車販売(輸出を含む)は、過去最高の142万9248台。前年比は10.6%増と、2年連続で増加している。

《森脇稔》

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