ホンダ、四輪車の世界累計生産1億台

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ホンダは12月22日、四輪車の世界生産累計1億台を達成した、と発表した。

ホンダは1963年、当時の埼玉製作所において、四輪車の生産を開始。初の市販モデルとなる軽トラック『T360』が原点だった。

同年、静岡県の浜松製作所において、小型スポーツカー『S500』の生産を開始。その後、本格的に四輪車の生産に取り組むべく、それまでに培った生産技術やノウハウを用いて、1964年には埼玉県狭山市にホンダ初の四輪車専用工場である狭山製作所を建設し、小型スポーツカー『S600』の生産を開始した。

以降、1967年に生産を開始した初の軽乗用車『N360』をはじめ、近年では『シビック』、『アコード』、『CR-V』、『フィット』など、世界各地に展開されているグローバルモデルや、販売地域の特性に合わせた地域専用モデルなど、豊富なモデルラインアップにより生産台数を伸ばしてきた。

ホンダの八郷隆弘社長は、「全世界の顧客に支えられ、1億台の四輪車を届けることができた。人々の生活の役に立ちたい、操る喜びを追求したいという創業者の想いは今日まで、クルマづくりの原点として引き継がれている。今後も次の1億人の顧客との出会いを目指し、より魅力ある商品を届けていく」と語っている。

《森脇稔》

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