ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは12月上旬、11月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5513台。前年同月比は23.9%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
モデル別では、SUVの『マカン』が2054台で、最量販車に。前年同月のおよそ2.1倍の大幅増で、3か月連続で増加した。『カイエン』は1572台。前年同月比は3.2%増と、3か月ぶりの前年実績超え。
一方、スポーツカーは、『ボクスター』と『ケイマン』が合計で、457台を販売。前年同月比は22.3%減と、4か月連続で前年実績を下回った。
『911』シリーズは699台で、前年同月比は21%減と、4か月連続で減少。『パナメーラ』は731台。新型の投入により、前年同月に対して48.8%の増加と、プラスに転じた。
なお、ポルシェの2015年の米国新車販売は、初の5万台超えとなる5万1756台。前年比は10.1%増と伸びた。2016年1‐11月は、前年同期比5.1%増の5万0265台を販売している。