パキスタン国際航空は12月12日、ATR機の運航を一時的に停止すると発表した。
パキスタン国際航空が保有するATR機全10機について、パキスタン民間航空庁は徹底的な検査を開始し、安全に飛行できるかどうか確認されるまでATR機は飛行停止になった。全機検査の背景には、7日の「ATR-42」型機墜落事故(乗員乗客47名全員が死亡)などがある。
ATR機の運航停止は、特にグワダル、パンジグル、ジョーブ、チトラル、ギルギットといった小都市へ向かう路線の運航に影響するとみられる。パキスタン国際航空は利用客に対し、コールセンターに運航状況を確認するように呼びかけている。