日産自動車の米国法人、北米日産は12月8日、米国IIHS(道路安全保険協会)の最新の安全性評価において、日産ブランドの3車種が最高評価の「2017トップセーフティピック+」を受賞した、と発表した。
この3車種は、小型SUV部門の『ローグ』(日本名:『エクストレイル』)、ミッドサイズ乗用車部門の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)と『マキシマ』。3車種とも、自動ブレーキなどの衝突回避システム装着車となる。
IIHSの「トップセーフティピック」を受賞するには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験の全てで、最高の「GOOD」評価となるのが条件。また、前面衝突予防評価で、「ベーシック」を獲得することも求められる。
さらに上の「トップセーフティピック+」を受賞するには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価で「アドバンスド」、「スーペリア」のいずれかの獲得が必要。
IIHSの最高評価を受けて、北米日産の商品企画担当、Michael Bunce副社長は、「多くの北米現地生産車種が、IIHSから安全性を認められたことを、誇りに思う」とコメントしている。