JR東日本、上野駅に『四季島』専用ホーム…荷物ホームを転用

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上野駅の13番線と14番線の間にある荷物ホーム(2015年8月)。『四季島』専用ホームとして再整備される。
  • 上野駅の13番線と14番線の間にある荷物ホーム(2015年8月)。『四季島』専用ホームとして再整備される。
  • 専用ホームのイメージ。『四季島』(左)は13番線に入線する。
  • 専用ホームのエントランスのイメージ。
  • 『四季島』には5号車から乗車する。
  • 『四季島』は2017年5月の運転開始を予定。専用車両のE001形は既に完成しており、現在は各地で試運転が行われている。

JR東日本は12月6日、豪華寝台列車(クルーズトレイン)『TRAIN SUITE 四季島』の専用ホームを上野駅(東京都台東区)に整備すると発表した。

『四季島』は2017年5月1日にデビューする予定のクルーズトレイン。上野駅を出発して東日本の各地を巡り、上野駅に戻る行程で運行される。上野駅の発着には、上野~札幌間の寝台特急『北斗星』などが使用していた13番線の線路を使うが、利用者の乗り降りは13番線ホームではなく、13番線と14番線の間にあるホームを使用する。

このホームはかつて、旅客列車に連結されていた荷物車の荷物の積み下ろしで使用していたが、荷物輸送の廃止に伴い使用を停止した。『四季島』の運行に際し、「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」として再整備する。

このほか、13番線ホームの改札側には、「プロローグ四季島」と題したラウンジが設けられる。『四季島』利用者は「プロローグ四季島」で列車の入線を待ち、入線後はクルーの案内によって専用ホームに入る。

《草町義和》

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