トヨタ、ブラジル工場を拡張…エンジン増産へ

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トヨタのブラジル・ポルトフェリスのエンジン工場
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トヨタ自動車のブラジルにおける製造・販売会社、ブラジルトヨタは11月29日、ブラジル・ポルトフェリスのエンジン工場を拡張すると発表した。

同工場は、トヨタの中南米地域で初となるエンジン工場として、2016年2月に稼働を開始。同工場は、同じサンパウロ州で車両を生産するインダイアツーバ工場と、ソロカバ工場の中間地点にあるポルトフェリス市に位置する。

生産能力は年産10万8000基。従業員数はおよそ320名。投資額は約180億円。排気量1.3リットルと1.5リットルのNR型エンジンを生産し、新興国向けコンパクトカー、『エティオス』に搭載してきた。

今回、ブラジルトヨタは、ポルトフェリスのエンジン工場の拡張を発表。6億レアルを投資し、工場を拡張。2019年から、『カローラ』用のエンジンの生産を行う。

工場の拡張工事が完了すれば、ポルトフェリス工場の生産能力は、年間10万8000基から17万4000基に拡大する。

《森脇稔》

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