ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは11月1日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は4506台。前年同月比は10.7%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
モデル別では、SUVの『マカン』が2120台で、最量販車に。前年同月のおよそ2.3倍の大幅増で、2か月連続で増加した。『カイエン』は1206台。前年同月比は17%減と、2か月連続で前年実績を割り込む。
一方、スポーツカーは、『ボクスター』と『ケイマン』が合計で、441台を販売。前年同月比は20.1%減と、3か月連続で前年実績を下回った。
『911』シリーズは444台で、前年同月比は44.7%減と、3か月連続で減少。『パナメーラ』は295台。新型の発売を控え、前年同月に対して16.5%の減少となった。
なお、ポルシェの2015年の米国新車販売は、初の5万台超えとなる5万1756台。前年比は10.1%増と伸びた。2016年1‐10月は、前年同期比3.2%増の4万4752台を販売している。