フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは11月7日、10月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10万7618台。前年同月比は14%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの10月実績は、8万2368台。前年同月比は10%増と、5か月連続のプラスとなった。『マスタング』が60%増と大幅な伸び。小型セダンでは、『フォーカス』が15%増、『エスコート』が34%増。SUVでは『エッジ』が93%増、『エクスプローラー』が30%増と好調。
また、商用車部門の江鈴汽車の10月実績は、2万3949台。前年同月比は29%増と、5か月連続で増加した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2015年の中国新車販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増だった。2016年1‐10月は、前年同期比10%増の96万6000台を売り上げている。