名古屋に新しいハーレーダビッドソンディーラーが誕生した。115店舗目となる『ハーレーダビッドソン中川』(愛知県名古屋市中川区中島新町4-2601)だ。
ハーレーダビッドソン ジャパンのスチュワート・ファレル代表取締役社長の姿が、11月5日のオープニングセレモニーにあり、新店舗オープンにあたっての想いを聞くことができた。
「わたしたちはビジネスパートナーを選ぶ際、非常に慎重に選んでいます。ベストなバイクには、ベストなディーラーが必要であると考えているからです」
「ただ単に素晴らしいディーラーの環境というわけではありません。それは3つ。まず第一に専門家のチームでなければなりません。お客様のご要望にお応えする情熱を持ったチームでなければなりません」
「そして2番目が環境です。そこでお客様が友人をつくって、素晴らしいツーリング体験をお互いに共有するような環境です」
「3番目に自分のバイクをカスタマイズしたり、自分のルックスをパーソナライズすることができるような環境です」
「ですから、H-D中川の外山社長にお礼を申し上げたい。そのような素晴らしいディーラーをオープンしてくださり、そして素晴らしいチームをまとめてくださり、ありがとうございますと言いたいです」
(HDJ代表取締役社長 スチュワート氏)
『ハーレーダビッドソン中川』はどんな店舗なのか。同店の外山氏に説明してもらった。
「港に近いとあって、港そしてコンテナをイメージしています。外に向かって張り出したスペースがあり、見た目にもカッコイイです」
「中には和風のダウンライトがあり、バックカウンターの壁は一筆書きの円を描いた和風のデザインになっています。アメリカと日本文化が融合した、他のディーラーにはないデザインになっているのではないかと思います」
「そしてもっとも重要視したのは2階のラウンジです。繋がったベランダがありまして、およそ60人ほどの人が集められます。そこでは今後いろいろなイベントを開催するなどし、お客様にとって居心地の良いお店を目指しています」
「整備スペースはクローズド型ですが、お店の中に大きなガラス窓を設置し、ユーザーはそこから自分の愛車の作業風景を見ることができます。工場内の壁にはグラフィックを配置し、とてもクールなスペースになっています」(H-D中川 外山氏)
H-D中川は11月5日にオープン。土曜日と日曜日の2日間は予想を上回る来客があり、同店スタッフらは嬉しい悲鳴をあげつつ対応に追われた。