ユニプレスは11月7日、東風汽車グループ系列の自動車部品メーカー「東風(武漢)実業」との共同出資による合弁会社「東風ユニプレスホットスタンプ会社」を中国・広州市に設立すると発表した。
近年、車体の軽量化と高強度化が進む自動車業界において、冷間プレスによるハイテン材の適用に加え、ホットスタンプ(熱間プレス)部品の採用拡大が見込まれており、現在ユニプレスでは、日本・英国の2工場でホットスタンプによる部品の生産を行っている。今回、中国自動車メーカーからの多様なニーズに応えるため、新会社を設立する。
新会社の資本金は1億人民元(約15億2700万円)で出資比率は50%ずつ。設立は2017年2月、操業開始は2019年4月を予定。2020年度に1億5000万人民元(約22億9000万円)の売上を見込む。