【VW ザ・ビートル 改良新型】32通りのカラーコンビネーションが楽しめる[写真蔵]

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4年ぶりにマイナーチェンジしたVW『ザ・ビートル』は、フロントとリアバンパーデザインを刷新。ボディカラーが過去最多の8色展開となった。[写真24枚]

「エクステリアの変更により、スポーティで精悍な顔立ちへと変貌を遂げた」とは、VWJ営業本部商品企画課プロダクトプランナーの多根浩太郎氏の弁。なお、パワートレインの変更はない。

ザ・ビートルデザインでは、エクステリアカラーと同色のダッシュパネル、ドアトリム、ステアリングトリムと、専用の格子調ファブリックシートからブラック、またはベージュが選択出来、レザーシートオプションを合わせると、「最大で32通りのカラーコンビネーションからユーザーの好みにあった1台を選ぶことが出来る」と多根氏。

また、上級モデルの2リットルRラインは、新デザインのフロントバンパーに、クロームストリップ、フロントフェンダーのR Lineバッチを採用したほか、リアに大型のリアスポイラー、リアバンパーにブラックペイント、リアディフューザーが装着された。

さらに、安全装備の上でも全車標準装備となったドライバー疲労検知システムに加え、後退時警告衝突軽減ブレーキのリアトラフィックアラートや、後方死角検知機能のブラインドスポットディテクションを標準装備とし、「安全性が向上した」と述べた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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