米国の自動車最大手、GMは10月26日、2016年1-9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は718万1078台。前年同期比は0.4%増だった。
市場別の実績では、中国が過去最高の271万8315台を販売し、引き続きGMの最量販市場に君臨。前年同期比は9%増だった。
これに続いたのは、地元の北米。1-9月は262万8091台を売り上げ、前年同期比は2.1%減。このうち、米国は、前年同期比3.8%減の221万2379台だった。
また欧州全体では、92万2996台を販売。2015年末をもって、シボレーブランドが欧州市場から撤退。しかし、オペルブランドの好調により、1-9月は前年同期比2.4%増とプラス。
一方、南米では、42万1968台にとどまる。前年同期比は13.1%減で2桁の落ち込みと、経済減速の影響を受けている。