ソフトバンクは、フィリピン・マニラで、電気で走行するトライシクル(EV)とEVエコシステムを組み合せた新公共交通システム「Mobility as a System」の導入、普及に向けた実証事業を10月20日から開始した。
実証事業は、ソフトバンクが新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「フィリピンにおけるMobility as a System実証事業」を受託し、フィリピン貿易産業省およびイントラムロス監督庁と共同で行う。
Mobility as a Systemは、旅客輸送サービスを運行する上で必要なインフラやそれらの運用をパッケージ化し、ひとつのシステムとして自治体や街に提供する「新公共交通システム」。インフラの中にはEVをはじめ給電設備や、ソフトバンクが保有するテレマティクスや課金システムなどのIT技術が含まれている。